(ワープ・サターン)
”業界の風雲児”と言われる(って今も言うのか?あまり聞かないが)飯野賢治氏率いるワープが出した
音だけのゲームです・・・って今更説明しなくてもここに来てる人は大体知ってるでしょうけどね。
発売当時はかなり騒がれてましたねぇ・・・。
僕はサターン買ってすぐに「エネミー・ゼロ」を買って、「どうかなぁ・・・コレは・・・」とか思ってたのに
ゲーム雑誌見て「うぉぉ!!音だけのゲームなんてなんて斬新なんじゃぁ!!さすがは雑誌でデカいことを言うだけのことはあるぜ飯野さん!!」
とか思ってしまい、懲りずに発売日にほぼ定価で買った苦い過去があります。
全く「摩訶摩訶」の時から学習してませんね<俺
ちなみにサターン購入当時、「天外魔境 第4の黙示録」と「エネミー・ゼロ」のどっちを買うかで迷いまくったのもいい思い出です。
そのあげく「ファイターズメガミックス」を買いました。どっちにしろその先には安売りしか待っていませんでしたなぁ。
見事なまでのバッドエンド!!(選択肢無意味)
閑話休題。
そんなこんなで買った「リアルサウンド」。
早速サターンにセットして起動してみます。当然の如く画面は何も映りません。そして始まる音のみのイントロダクション。
・・・・・・・・・・・・。
あの・・・飯野さん・・・1つ言わせてもらっていいでしょうか?
普通これってラジオドラマとか言いませんか?
そう、「音だけ」であるために、画面には何1つ映ることはありません。
最初から最後までずーーーーっと画面は真っ黒です。
かといって、操作はコントローラーでやるために、結局TVの前にいなければなりません。
ラジオドラマなら何かしながらなんとなく聴くこともできますが、選択肢での操作などもあるためにそう呑気なことも言ってられなくなってしまいます。
かくして、「リアルサウンド」はゲームとしてもラジオドラマとしても中途半端になってしまうのでありました。
このゲーム、声優陣はかなり豪華です。菅野美穂や柏原崇、篠原涼子、さらに森本レオまで!!
が・・・ここにも弊害が出てきてしまってます。
それは、声を聴いた瞬間に出演者を思い浮かべてしまうこと。
結局、TVでやってそうなドラマをラジオドラマで聴いてるような状態になってしまうわけですね。
一番問題なのは、「聞き逃したら終わり」という点。
自動セーブであるため、「あ、ここ聴き逃がしちまった。もう1回聴こ」と思っても、いらんとこまで聴く羽目になってしまうのです。
これが実に面倒。
しかも最後の4枚目に至っては、最初から最後まで勝手にストーリーが進みます。
しかもここだけで30分〜1時間くらいあるでしょうか・・・1回聞き逃そうものならだるくて再びやる気が起きないのも仕方の無いとこです。
ストーリー自体はさわやかなラブストーリーといった感じで、なかなか良いのですよ・・・。
しかしそれをサポートするはずのインターフェイスがかなり困りものです。
僕は終わらせた時には、ストーリーなんぞ思い返す前に「面倒」の2文字しか浮かんできませんでした。
「2」がちゃんと出るならその辺は是非改善してほしいですねぇ。
ま、コンセプトとしては他に例を見ないほどに斬新だし、今のサターン版の値段(1000円切ってる)なら、一度試してみるのも悪くないかも?
もっともその際は寛容な心を持って接することを心がけておいたほうがいいですが。