(ジャレコ・カートリッジ・アクション)
個人的な話で恐縮ですが、実は原作の漫画にはかなり思い入れがあったりします。
ドラゴンボールの裏番組としてTVもやっていたんですよ。知ってます!?
まぁ、おかげでドラゴンボールで周りのみんなが盛り上がっていたなか、会話に参加できなくなってしまいましたが。
そんな過去の古傷はともかく、ゲームのほうです。
なんか存在を知ったときから「ヤバイかなぁ・・・。とっくにTV放送終わってるし、ていうか原作も終わってなかったか!?」
「だいたいメーカーがメーカーだし・・・」 「なんなんだこのサブタイトルの”めざせ!つるセコの証”ってのは!?」
とかその他もろもろの理由によりゲーム内容にはほとんど期待していませんでした。
しかし、実際プレイしてその考えは裏切られました。
ゲーム本編以外に見るところがありすぎです。
まず、オープニングからして裏切ってくれます。
まさか「つるピカハゲ丸」で人間の進化の話が出てくるとは思いませんでした。
ゲームの内容自体は、アクション+アドベンチャーというものです。
アクションのほうは「PC原人」に近いものになっており、
アドベンチャー画面のほうは「さんまの名探偵」の移動マップに近い画面です。
まぁアクションのほうは難易度も低めで、そこそこ遊べるものに仕上がっているといえます。
しかし、アドベンチャーの展開のほうが、はっきりいってバカゲーを地でいっています。
まず、同じ町内にジャングルやエジプトがあるというのはどういう了見なんでしょう。
さらに、まれに移動中にスライムが出てきてあまつさえ戦闘画面になります。しかも勝てないというオマケつき。
ストーリーのほうもかなり強引なものです。
町内からアメリカ、ハワイ、南極、果ては宇宙まで行ってしまいます。
まぁこの辺のストーリーはねぇ・・・元の漫画でもここまで飛躍してなかったんですが、まぁ知ってればかろうじて許せるかもレベルです。
マフィアのボスに頼まれて南極にかき氷を探しにいくとか、
ハワイまで金魚鉢を改造した潜水服で泳いでいくとか、
ペット(犬)の毛をむしって防寒具にするとか、知らん人が聞いたらムチャそのものですけど。
さて、このゲームにもかろうじてヒロイン的存在がいます。
しかし彼女、南極だろうがハワイだろうが宇宙だろうが普段着です。
このヒロイン、ラスボスとの戦いでは大きな役割を果たしてくれます・・・10万円金貨をくれるという。
しかもこれがボスの弱点。ここまで適当だと爽快です。
しかもこの娘、登場シーンごとに顔があきらかに違うような気がするんですけど・・・。特にエンディングの絵はもう別人です。
結局、オチはハゲ丸とヒロインのみが知らなかったものの、ゲーム用の芝居だったという話。
クリア後、しばし何とも言えない虚脱感を感じてしまいましたが、実はこのゲームが故つかせのりこ氏(アニメでハゲ丸の声を当ててた人)に捧げられてることを知り
なにやら少し許せるような気がしましたが、そんな奴はまず僕だけですな。
最後に、1つだけ言わせてください。
ショップで「燃えプロ」が10円で売ってるってのは
もしかして自虐技の一種ですか?