建設会社との違い < よくある質問 vol.7
プレハブメーカー、建売住宅会社、在来木造住宅会社、ゼネコン、個人の大工さん、建築事務所、建築家、建物を造ってくれる会社はたくさんありますが、何が違うのですか?どうやって選んだらいいでしょうか?
建物に対する価値観は十人十色です。
あえて批判を覚悟で言えば、あなたが、短時間にカタログ的に造りたければ、プレハブメーカーを、
土地も建物も同時にできているもので決めたいのなら、建売住宅会社を、
時間をかけて木をふんだんに使った落ち着きのある造り方が好みならば、在来木造会社や個人の大工さんを、(もっとも、最近はこの傾向が変わりつつあり、在来木造も他の魅力を付けようとしているようです)
規模の大きな投資としての建物、建物のみならず、企画も買いたいならば、ゼネコンを、使うといったところです。
ちょっと乱暴な分類で、失礼しました。
それぞれの会社が内容の是非はあるものの、特徴を持ったつくりかたであるはずですから、まず自分の目的や方針を素直に考えれば自ずと簡単に決まります。
投げやりな答えのようですが、それぞれに様々な事情があり、設計者としては間違った選択にみえても施主当人にとっては正解であることがあります。
すなわち、設計家を選択する場合を除いては、予算面とその会社の設計方針がどうかという2つのポイントに絞られてしまいます。
これで答えのすべてなのです。
私が強調したいことは、次からです。
設計者と建設会社とは同じステージから建築というものを眺めていないというところです。
設計者の多くは経営の道具としてではなく、どうあるべきかを純真に観察、研究しています。
確信のもてる設計方針があるでしょうが、常に前向きな探究心を持っており、これで終わりだという回答は持っていないということ、
それは現場での経験を常に机上で練り直しているからです・・・それが与えられた資格の条件でもあるからです。
ちょっと持ち上げすぎでしたね。
建設会社(工事請負者)はやはり工事のプロフェショナルであって、設計者と同じ視点からあなたの希望を聞いてくれないでしょうということです。
何が違うかの例え話しをすれば、一般的にはお金を掛けさえすれば、希望に近い建物ができると考えてしまうでしょうが、設計者は限られた予算内で最大限いい建物を創ろうとついつい燃えてしまう奴がたくさんいます。
なぜならば、工事ではなく設計のプロフェショナルであろうとするからです。
もしもあなたが、どの建設会社(工事請負者)と契約をするべきかを悩んでおられるのならば、一緒に悩み、手を引いてくれるのも設計者の仕事の一部分です。
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