設計家の過去の相談案件<よくある質問 vol.17
設計家に、過去にはどのような目的の相談がありましたか? 031211
今まで、あるいは現在お付き合いしている施主様の目的別分類を以下にしてみました。
■親子で住まいに対する好みが食い違っており意見が合わないが、第3者である設計家が入ることにより、親世代の好きな在来木造で、子世代の好みのデザインやプランを取り入れてアレンジし、実現してくれる。
また、仕事関係上無視できない建設会社にも設計者の立場で見積を取ってくれるので顔が立った。
■自分の勤める建設会社の設計部では「デザイン性」を期待できないため内緒で相談に来た
■知り合いやコンサルタントに聞いて、設計図は第3者となる設計事務所に描いてもらい現場監理を依頼しなさい、という助言をもらい、納得したから。
■自分の希望する内容を伝えるには、工事業者に話しても解ってもらえるとは思えないと感じたから、また最初から利害を前提に相談するには工事業者では気軽にいろいろ聞けないと思ったから。
■予算に合う工事業者を探してくれると聞いたから。
■木造の実績が多いのを友人に聞いた、またデザインにも定評があるから。
■高齢の親の家を建ててやるのに、子の自分では、また専門家ではない自分では良い家が建たないと思ったから。
■最初から、工事業者に依頼しても、お金の話ばかりで、すぐ壁にぶつかってしまい、希望を噛み砕いて聞いてくれなかったから。
■地元の設計者として、公共建物を建てるにあたり監修的立場で責任をもってほしい。
こうして上げるとたくさん思い出します。
やはり、みんな住まいへの思いを誠実に受け止めてくれることを求めておられたようです。
その受けとめ方が設計事務所と施工業者では、その幅において違うということではないでしょうか。
逆に、工事業者側の意見は、裏返しだと思うのですが、
□図面を理解するのに手間がかかる。・・・勉強すればわかるはず
□すべて施主の承諾がいるので思うように工事が進まない。・・・意見調整は必要不可欠
□図面の変更がきかない。・・・契約内容に関わり無ければよい
□法令違反に厳しい。・・・そのつど担当役所と協議の上すすめる必要あり
といったところがキタンのない正直な意見として聞いたことがあります。
でも、これは、施主さんの選択肢を広く受け止めて整理してゆくからこそ当然のことで、そうは言いながらも、これまでお付き合いした施工業者さんは誠実に進めてくれた会社のほうが多かったです。
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