複数回のプラン訂正<よくある質問 vol.16
プランの製作や訂正が複数回にわたっても無料でよろしいか?031211
このHPを含めて、あちこちの設計者の考え方、創り方を研究して、「これは自分の嗜好に合いそうだから、一度会って人柄と作品を確認してから気に入れば付き合ってもらうか、仮に住まいに関する考え方にズレがあったなら、お互いの意見交換でなんとか妥協点をみつけて自分なりの住まいにしよう。」
過去にHPを見て読んで訪ねて来られ、そして何度かお会いして御契約をいただいたある方は、この程度の気軽さであったことを、後に聞かせていただいたことがありました。
「あちこちの建築家さんを訪ね歩いてみることも考えたが、自分には設計事務所を選択できるほどの知識や努力する時間がなく、難しいので、第3者に設計事務所の存在意義の意見を参考にして決めた」ともおっしゃってみえました。
結局のところ「杉原さんにお会いして、この人なら自己満足のみに走らず、自分の意見も聞いてくれそうだから、まあイイカ!?」・・・・だそうです。
決定の道筋が、私の文章では、いいかげんのようにも思えてしまうかもしれませんが、このような方は、お会いしている段階より流れが掴めますので、住宅メーカーのように、事務処理的に設計監理契約を急ぐのは、もとより本意ではありません。
したがってプランの製作や訂正は、結果的に「無料」という言葉さえ出ることはなく、2回目ないし3回目のプラン作成時に、意思を口頭で確認をしておき、以降はより詳細な打合せに入り、4回目くらいの打合せ会の席で契約書に印鑑をいただいているのが多いようです。
人と人の出会いの形態が、たまたま「家創りという大テーマ」を通じて成立したのだと捕らえると、(当然のごとく完成後も家を通じたお付き合いは続くわけですから)
「設計監理契約」というものはお付き合いを進めるレールで、列車は最初にお会いしたときから、そのレールの上を走り始めると考えるのが自然です。
「人間性としてキライ!」なんてこともあるかもしれませんが、「会ってみて、やはり設計思想や考え方など嗜好に合わないな」という結論がでたならば、それも出会いのひとつの形態であっていいはずです。
そんなときは、上記の「列車」のどこかに不良部品が合ったに違いない・・・と、諦めて自分のプランを供養するための費用をいただくことにしています。
建築設計家の選び方、断り方はどうすらばいいのですか
の中にも「5万円から10万円」という風に触れていますが、平面プランとパースや設計主旨説明書など、一連の提案内容を最低限でまとめられる程度の資料を製作するのに必要な時間が、3日から1週間ですから、私たちの団体(事務所協会の資料)基準の人件費の部分のみを採用させていただき、決めています。
住宅メーカーのように、プランを1枚のコピー用紙のように書き捨てることは、したくない。・・・・・という信念を持っていたいからでもありまし、両者の相違点をより鮮明に出来るからでもあります。
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