骨組の工程 < 設計監理フロー
K骨組の工程
■建て方、棟上までの間は建築主さんにとって「何をしているのかよく解らない」期間のようで、現場でお会いしても「これ何?」「あれ何?」と純真な眼で疑問をぶつけてみえます。
設計家・現場監理者にとっては責任を全うする重要な時期です。
建築主さんには理解できない専門的知識の必要な建物の躯体(骨組み)の部分で、かつ仕上がると見えなくなり、手を抜けば取り返しのつかないことになりかねないため、設計通りの構造仕様あるいは設備仕様にするための現場検査をいくつも実施します。
同時に設計内容を現場担当者に正確に伝えるための期間でもあります。
■地質調査
品確法では構造部分の10年保証を建設会社に義務ずけています。
基礎を支える地盤についても当然、耐力を確認しておく必要があります。
調査の結果、耐力が無いと判定されれば、地盤の改良をお奨めします。
杭を打つことはベタ基礎の場合賛成しません。
■地縄張り・丁張
建物の位置、高さを現地で確認していただきます。
■地業工事
■鉄筋工事
配筋検査の実施
■型枠工事
型枠検査の実施
■コンクリート打設工事
コンクリート打設立合い・スランプ・空気量・塩分濃度検査の実施
■埋め戻し整地・土台据付
締め固め検査の実施
■建て方工事
建て方立合い
特に木造の場合、在来軸組工法(昔からある日本で一番多く見られる工法)を採用していますが、建て方前に木材の材料検査を行います。
木材は、鉄骨やコンクリートと違い、品質管理が特殊で経験を要するといい、木材関係の会社の社長さんは牙城であるかのように検査を意味の無い検査のための検査ように考える方もいらっつしゃいましたが、木材にしろ、鉄にしろ、コンクリートにしろ、材料検査を実施し現物を手で触れる経験を18年もつずけていると、(まるで人間国宝みたいなことを言いますが)ミルシート(材料を保証する製造者が発行する書類)なんかではわからないものが見えてきます。
特に景気の悪い時期には重要な検査です。
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